水温で選ぶ早見表|低め・標準・高めの水温を好む生き物と準備するもの

生き物を選ぶとき、水温(または飼育温度)は、設備や電気代、夏と冬の手間を左右する大きな条件です。当サイトで解説している種類を、適水温の中心が低め・標準・高めのどれになるかで分けて、準備するものの目安を添えました。数値は各記事の基本データからの転記で、あくまで目安です。記事の更新に合わせて、この一覧も更新します(最終更新: 2026年10月20日)。

分け方のルール

各記事の基本データにある適水温の範囲(下限と上限)の中心の値で、3つに分けています。たとえば、22~26℃なら中心は24℃で「標準」です。カエル・イモリ・サンショウウオなどの両生類は、水温ではなくケージ内の温度で見ています。範囲を読み取れなかった種類は、この表には載せていません。

低めの水温を好む種類(適水温の中心が22℃未満)(12種)

夏に水温や気温が上がりすぎないことが、いちばんの課題です。直射日光や西日の当たらない場所に置き、必要に応じて、ファン・冷却ファン・クーラー・エアコンで夏の温度を下げます。冬は、室温で足りる種類もありますが、凍らない・急に冷えない環境かを、種類ごとに確認してください。

種類 適水温 体長 飼育難易度
ウーパールーパー 10〜20℃ 成体で20〜30cm程度 ★★★★☆
ヒメタニシ 5〜28℃ 殻高 約3〜4cm前後 ★☆☆☆☆
モツゴ 5〜30℃ 目安6〜8cm程度 ★★☆☆☆
カワムツ 10〜26℃ 目安10〜15cm程度 ★★★☆☆
ドジョウ 10〜28℃ 10〜15cmが一般的 ★★☆☆☆
金魚 10〜28℃ 約8〜30cm ★★☆☆☆
アカヒレ 15〜25℃ 3〜4cm ★☆☆☆☆
ホトケドジョウ 15〜25℃ 目安4〜7cm程度 ★★★☆☆
ファイヤーサラマンダー 18〜23℃ 15〜25cm ★★★☆☆
ヨシノボリ 15〜26℃ 目安5〜10cm前後 ★★★☆☆
シリケンイモリ 18〜24℃ およそ12〜18cm前後 ★★★☆☆
ホンコンプレコ 18〜24℃ 目安として約5〜8cm ★★★★☆

標準的な水温の種類(適水温の中心が22℃以上26℃未満)(31種)

室温が下がる時期は、ヒーターとサーモスタットで水温を保ちます。夏は、水温が上限を超えないよう、水温計で毎日の確認を習慣にします。多くの熱帯魚が、このグループに入ります。

種類 適水温 体長 飼育難易度
アフリカツメガエル 20〜25℃ 5〜13cm ★★☆☆☆
コケガエル 目安20〜25℃前後 約6〜9cm ★★★☆☆
ゼブラダニオ 18〜27℃ 約4〜5cm ★☆☆☆☆
モリアオガエル 20〜25℃ オス約4〜6cm、メス約6〜8cm ★★★☆☆
ヤマトヌマエビ 20〜25℃ メス 約4〜5cm、オス 約3cm ★★☆☆☆
アカメアマガエル 昼間24〜28℃、夜間18〜22℃ オス約4〜5cm、メス約5〜7.5cm ★★★☆☆
メダカ 18〜28℃ 約3cm〜4cm ★☆☆☆☆
グラスキャット 20〜27℃ 約7〜10cm ★★★☆☆
オトシンネグロ 20〜28℃ 約4cm前後 ★★★☆☆
グッピー 20〜28℃ オス:3〜4cm / メス:5〜6cm ★★☆☆☆
コリドラス 22〜26℃ 約2〜8cm ★★☆☆☆
ネオンテトラ 22〜26℃ 3〜4cm ★★☆☆☆
プリステラ 22〜26℃ 約4〜5cm ★★☆☆☆
石巻貝 20〜28℃ 約2cm〜3cm ★☆☆☆☆
オトシンクルス 22〜27℃ 約3〜5cm ★★★☆☆
サイアミーズフライングフォックス 22〜27℃ 飼育下で最大10〜12cm前後 ★★☆☆☆
スカーレットジェム 22〜27℃ およそ2〜3cm ★★★☆☆
スマトラ 22〜27℃ 4〜6cm ★★☆☆☆
ニホンアマガエル 21〜28℃ 約2〜4.5cm ★★★☆☆
アピストグラマ 23〜27℃ オス:5〜10cm、メス:3〜5cm ★★★☆☆
アフリカンランプアイ 22〜28℃ 約3〜3.5cm ★★☆☆☆
アマゾンミルキーフロッグ 22〜28℃ 約6.5〜10cm ★★★☆☆
ソードテール 22〜28℃ おおむね6〜10cm ★★☆☆☆
チェリーバルブ 22〜28℃ 約4〜5cm ★★☆☆☆
バンブルビーゴビー 22〜28℃ 約3〜4cm ★★★★☆
ヒメツメガエル 22〜28℃ 成体で約3〜4cm ★★☆☆☆
プレコ 22〜28℃ ― ★★★☆☆
グラミー 23〜28℃ 小型種:3〜6cm/大型種:20〜30cm以上 ★★☆☆☆
ハナビ 24〜27℃ 2〜3cm ★★☆☆☆
ハニーグラミー 23〜28℃ 約5〜6cm ★★☆☆☆
モーリー 23〜28℃ 約4〜12cm ★★☆☆☆

高めの水温を保つ種類(適水温の中心が26℃以上)(16種)

冬の保温が最も重要です。ヒーターに余裕のあるものを選び、予備のヒーターや、停電に備えた保温の工夫(発泡スチロールなどでの断熱)も考えておきます。水温が下がると、体調を崩しやすくなります。

種類 適水温 体長 飼育難易度
アベニーパファー 24〜28℃ 約2.5〜3cm ★★★☆☆
カージナルテトラ 24〜28℃ 約4〜5cm ★★☆☆☆
クーリーローチ 24〜28℃ 約8〜12cm ★★☆☆☆
グローライトテトラ 24〜28℃ 約3〜4cm ★★☆☆☆
ツノガエル 24〜28℃ 約6〜15cm ★★☆☆☆
プラティ 24〜28℃ オス:4〜5cm、メス:5〜6cm ★★☆☆☆
ミドリフグ 24〜28℃ 流通時は3〜5cm前後、飼育下で10〜15cm ★★★★☆
エンゼルフィッシュ 25〜28℃ 12〜15cm ★★★☆☆
オスカー 25〜28℃ ― ★★★★☆
ベタ 25〜28℃ 約5cm〜7cm ★★☆☆☆
ポリプテルス・セネガルス 25〜28℃ 飼育下で最大約30cm前後 ★★★☆☆
ラミノーズテトラ 25〜28℃ 約4〜5cm ★★★☆☆
クラウンローチ 24〜30℃ 飼育下で15〜20cm程度 ★★★★☆
チョコレートグラミー 26〜28℃ 約4〜5cm ★★★★★
ラミレジィ 26〜28℃ 5〜7cm程度 ★★★★☆
ディスカス 27〜30℃ 約15〜20cm ★★★★★

水温を保つための準備の目安

準備するもの 役割 特に必要になるグループ
水温計 毎日の水温の確認。夏と冬に、最高・最低の値を見る すべて
ヒーターとサーモスタット 冬に、水温を決めた範囲に保つ 標準・高め
冷却ファン・クーラー・エアコン 夏に、水温や室温の上昇を抑える 低め(夏の対策)
断熱(発泡スチロール・カバー) 停電や急な冷え込みで、水温が急に下がるのを和らげる 高め
日よけ・設置場所の見直し 直射日光や西日による、水温の急上昇を防ぐ 低め・標準

体長・寿命・水質など、水温以外の項目もあわせて比べたいときは、飼育データ早見表をご覧ください。

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